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2005年08月11日
アンチョビ、出来上りました!

『美味しいアンチョビが出来ました』
6月に近所の魚やで片口鰯が手に入ったので、
久しぶりにアンチョビを作ってみました。
1週間前にオリーブオイルに漬けなおし、
美味しく食べられる状態になりました。
アンチョビはイタリア料理、スペイン料理には欠かせない食材。
そのまま食べても美味しいし、料理の隠し味としても大活躍してくれます。
歴史的にも古代ローマ時代に使われていたガルム(魚醤)が作られなくなった
あと、ガルムの変わりの調味料として作られるようになったのがアンチョビ。
料理の歴史も垣間見れる興味深い食材なんです。
アンチョビですが、秋までが旬。簡単にできる保存食のひとつなので
試してみませんか?ワインや焼酎のつまみとしても最高!

『こんな感じで漬け込みます』
作り方はとてもシンプル。
材料は、片口鰯と適量の塩だけ。
・海水濃度の塩水を作って、片口鰯を良く洗います。
・ 水分を良く拭いた鰯に、たっぷりの天然の塩をまぶします。
・ ・壷か保存用の陶器の入れ物に入れて、
発酵するまで、冷蔵庫でゆっくり熟成させます。
・ 1ヶ月から2ヶ月程度、鰯の量にもよりますが、
塩が溶けて水分が出てきたらこの水分は魚醤なので、
捨てずに他の容器に入れて、鰯を取り出します。
(とても良い出しが出た調味料になります)
・ 取り出した鰯を1匹ずつ、手開きで頭と内臓を取りフィレにします。
ペーパータオルで 余分な血合いなどを丁寧に取り除きます。
・ 密閉容器に鰯を並べ、ローリエ数枚、黒胡椒を粒のままのせ、
空気が入らないように注意しながら、オリーブオイルを空気に
鰯がふれなくなるまで注ぎます。
1日程度漬け込めば食べることが出来ます。
オイルで覆っておけば長期保存も可能です。
日本ではアンチョビを料理の隠し味に使われますが、
スペインやイタリアでは前菜としてそのまま出される事も多く、
食前酒が進みます。
ただ、2005年の7月にちょっと心配なニュースが入ってきました。
EU各国に海洋環境および漁業の保護についての情報提供および助言を行う
海洋探査国際委員会(ICES)から、
美味しい鰯の水揚げで有名なスペインのビスケ−湾(BISCAY)が、
ここ数年鰯の漁獲量が極端に減少していて、
2005年は例年の1%しか水揚げがないため、
数カ月の間禁漁にし、調査をすることになったようなのです。
水質の汚染と乱獲が原因なのでしょうか。
来年のアンチョビが心配です。
投稿者 miya : 2005年08月11日 11:23
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