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2005年09月30日
SAVON DES PYRENEES AU LAIT D'ANESSE

『ロバミルク製ピレネー石鹸』
フランス、イタリアは地方によって、日本ではあまり
なじみのないロバのミルクや肉を
煮込み料理やサラミに使ったり、
ロバの乳で石鹸を作ったりします。
肉は臭みがすくなくなかなか美味しく、
アルザス地方コルマールの市にたつシャルキュトリー
のお店で必ず買うもののひとつ。
今回はあまり馴染みのないロバの乳で作られている石鹸をUP
しました。
ロバの乳は人間の母乳にとても近いそうで、大変、お肌に良い
といわれ、古くはクレオパトラがロバの乳を入れた風呂に
入って美肌を保ったと言われています。
ピレネーではこのロバの乳を使って石鹸が作られています。
もちろん、フランス国内ではピレネーだけではなく、
全国数カ所でロバ乳石鹸は作られていますが、最近の
自然回帰ブームのお陰で、とても人気です。
泡立ちはとてもクリーミー。ロバミルク石鹸は肌の乾燥を
防いでくれるので、冬場にはお薦めです。
ロバミルクは母乳に近く、臭みも少なく、栄養的にも
バランスが良いので、結構人気。

『実物はとても白く美しい石鹸。ロバの顔のレリーフが特徴です。』
ピレネーで見つけたロバミルク石鹸はロバミルクが5%入っていますが、
多いところでは25%もはいっているものもあるそうです。
さてこの地方、馬の乳で作った石鹸も作られていて、人気があります。
いずれも自然食品店か修道院のブティックで見る事が
できます。
オーストラリアではロバ乳で様々な化粧品も作られているそうです。
処変われば、面白いものですね。
2005年09月29日
古代からの人気食材 Tarama タラマ

『市販のタラマ』
アペリティフで人気なのが、タラマ。
ギリシアをはじめ、チュニジアやトルコなどヨーロッパの惣菜の中でも
歴史が古いものです。
タラマのもとになるものは、魚の卵。一般的には『たらの卵』ですが、
ますの卵、最近では鮭の卵、うになどで作ったものもありますし、
軽く燻製したものもを使ったものも時々あります。
歴史的にみるとこのタラマ、もともとは、地中海沿岸諸国の食文化の中で生まれたもの。
PoutargueともBoutarugo provamcalとも。
古くはBotargueと呼ばれている日本でも人気のからすみがまさに原典です。
タラマの基本の材料としては、
魚の卵、白いパン、にんにく、レモン汁、オリーブオイル。
国によっては、じゃがいもがはいったりもしていて、
ギリシャではタラモという名称で人気の惣菜です。
一般的な食べ方としては、薄切りにしたパンやブリニの上にのせて、
前菜やアペリティフとしてシャンパンなどの食前酒にいただきます。

適度の塩分が、食欲をそそります。
たらこやめんたいこなど魚の卵の塩蔵食品が好きな日本人には、
なんだかとても懐かしい味でもあります。
Beliniなどの大手の食品メーカーで作られていることもあって、
フランスではスーパーマーケットの棚の定番で、値段も安く、人気です。
普段はスーパーで150gで2ユーロ程度のプラスチック瓶入り。
ちょっとお金の余裕があるときにはパリの5区にある
『UN SAUMON A PARIS』という、
北欧の食材店で量り売りしているお店で、
少し燻製してあるたらの卵製タラマ・ナチュールを張り込んで購入します。
ちなみにこちらは1キロ29ユーロ、ちょっとだけ割高ですが、
最高に美味しい!と思います。
余談ですが、日本のからすみは元々は中国から渡ってきましたが、
中国にはギリシャ、エジプトから伝わったとされています。
もともとはボラの卵巣を加工したものですが、
原材料は原卵と塩。
原卵をきれいに洗って塩漬けにし、2週間ほど経ったら、
水洗いして塩を抜き、それをさらに2、3週間かけて
太陽のもとで乾燥させて出来上がります。
タラモのルーツがからすみだったなんて、ちょっと
得した気分。
2005年09月28日
サラミ専用のナイフ
^
『ソーセージ専用のナイフは便利でした』
温泉治療で有名なカップヴァンヌに滞在すると、
必ず訪れる町にTournayがあります。
理由は3つ。
ひとつはここにとても美味しい生ハムを作っているお店があること。
二つ目はこの町の終わりにある、Tournayの修道院で作られている
とても美味しいフルーツのゼリー、
三つ目はここの名産フォワグラが美味しい。
特に美味しいハムを作っている店は最高。リエットなどの惣菜も
すごく美味しくて、いくらでも食べられちゃう危険な味です。
さて、写真のナイフは、今回このTournayのフォワグラの専門店
で見つけて購入してきたものです。

ソーセージを切る専用のナイフで、固めのソーセージも見事に
切れます。
柄の部分はオリーブの木でできていて、丈夫そう。
値段は10ユーロ。ちょっと高めですが、便利品です。
テーブルに出しても見た目もかわいい。
ちょっと、お気に入りです。
2005年09月27日
ABBAYE AIGUEBELLE

フランスは昔から薬草を使ったお茶チザンヌや、修道院で薬草を使った
薬草酒などを民間療法として取り入れています。
ドローム県のエギュベル修道院はシトー派。
カトリックの中でも特に戒律の厳しい宗派です。
貞潔・清貧・服従を旨とし、「祈り、働け」をモットーとする
聖ベネディクトゥス会則(戒律)を作り、これを厳格に守り続けています。
シトー派の修道士達は、季節にもよりますが、
午前2時に起床し、午後8時に就寝。
その間に1日4〜5時間の祈りと6〜7時間の労働を行い、
2時間の読書・写本という生活をしています。
修道院の生活は自給自足が原則。
生活に必要な物は全て修道士の労働によって作り出されていました。
修道院の生活を支えるための経済活動として、蒸留酒、チーズ、キャンディ、
お茶など様々なものを生産し、修道院の経済面を支えています。
エギュベル修道院は、古くから修道院で育てられていた様々な
薬草を使った蒸留酒を作っていて、とても評判でした。
ABBAYE AIGUEBELLEはラテン語の AQUABELLA『美しい水』の意味があり、
修道院の中には美しい泉が湧き出ていたこともあって、
この名前がついたと言われています。
現在のエギュベル修道院は、様々な歴史的な困難から、
人気のあった蒸留酒を製造する権利を民間の会社に売却しました。
現在はAIGUEBELLEという修道院の名前と混乱しないように、
醸造所の会社の名前は、
同じ意味をもつプロヴァンス語のEUGUEに変え、EUGUEBELL と
名前を変え、醸造所で薬草酒を作っています。
現在、修道院内で作られているのは薬草酒を作っていたレシピを生かし、
52種類にも及ぶ薬草を使い作られた『ALEXION』という、
ノンアルコールの薬草シロップを製造販売しています。
このシロップは味はやや甘苦く、十分に冷やして飲むのですが、
多くのヴィタミンとミネラルが豊富。
1日30ml程度を3週間の見続けることで体内の毒素を排出し、
体質改善に役立つとして、大人気です。日本で近い風味のものとしては
養命酒でしょうか。
アルコールが入っていないので、小さな子供でも大丈夫。
疲労回復、アレルギーなどの症状にも効果があるそうで、
修道院の中にあるブティックには効果があったことを
伝えるお礼の手紙やメッセージが飾られていました。
フランスでは予防医学として、
薬草を使った昔ながらの薬、薬草茶、薬草酒などを利用した
健康食を普段の生活に取り入れることが最近とても盛ん。
修道院の製造されている様々なものもこの予防医学に貢献して
いるようです。
シトー派
1098年、ブルゴーニュ地方、ディジョンの南にある小村シトー( C杯eaux ) を拠点とし、ベネディクト派( B始仕ictins ) の修道士の間から生まれました。ベネディクト派は、540年頃、聖ブノワ( Saint Beno杯 ) が制定した教義を忠実に守ることを基礎とした宗派。非常に高名な僧侶である聖ベルナール( Saint Bernard de Clairvaux ) ( 1090-1153 ) が、1112年にシトーの僧院に入り、次いで1115年にはクレールヴォー( Clairvaux ) の修道院を興すことにより、シトー派は急速に発展しました。
2005年09月26日
la Mirabelle de Lorraine 秋の楽しみ『ミラベル』

『金色の真珠、ミラベル』
夏の終わりから9月の中旬頃までの4〜6週間、
マルシェの楽しみはミラベルを見つけること。
ミラベルは、フランス東部ロレーヌ地方のシンボルフルーツで、
金柑サイズの美しい、皮が薄く、色は赤と黄色。小さなすももの一種。
とてもデリケートなフルーツで、傷みやすく買ったらすぐに食べること。
とても収穫量が少なく、収穫時期もほぼ4週間と大変短いこともあって、
マルシェでは毎年ミラベルを楽しみに待っていた人たちで、
店にならぶとあっという間に売れてしまう人気の果物です。
ミラベルの意味はラテン語の『美しく見る』。
発祥地はミステリー。
ロレーヌ地方では10000ヘクタールで生産され、
毎年、1万5千トンのミラベルが収穫されています。
春先には白い花がアーモンドの花と同様、満開に咲き、
8月に入ると『金の真珠』と呼ばれる美しい実を枝が折れそうなくらい、
たっぷりとつけるのです。
1本のミラベルの木には100キロのミラベルが実をつけます。
ミラベルは一時期、生産量が減少し、レベルが低くなり、
乱獲し、ひどいミラベルが出回った時代があったため、
ロレーヌ地方のミラベル生産者の間では、
美味しいミラベルを守るために、協会を設立し、
伝統的なミラベルを守りながら、美味しいミラベルを生産し、
広報するようになったようです。
ミラベルにはミネラルと食物繊維に恵まれているので、
食べているとおなかが平になるというダイエット効果もあると、
協会は言っていますが....。

『大きさは金柑サイズ』
ミラベルは、金柑サイズの大きさで、そのまま食べても、
甘く、とても美味しい果物で、すももの食感。
丸ごとたっぷりといれて贅沢にタルトを焼いたり、
ジャム、シロップ漬けにしたり、リキュールを作ったり、
様々なお菓子類の材料としても人気です。
日本には残念ながらフレッシュで輸入されることはなく、
冷凍、シロップ漬け、ジャム、リキュールになって輸入されています。
9月のミラベルの時期にフランスに滞在しているときには、
ミラベルのリキュール、ジャム、シロップ煮を作るのが楽しみでもあります。
今年は、ちょっと張り込んで、ウォッカに漬け込んでみました。

クリスマス頃に飲めたら最高なのだけどなぁ・・・。
ダイエット効果も期待大!。
ミラベルの産地で有名なのは2カ所。
Metz産のミラベルは小粒で皮が薄く、色は赤と黄色で甘みが強く、
ジャムなどによく使われています。
Nancyはサイズは大きめで皮が厚めで、
色は黄色でそのまま生で食べられることが多い。
生産量の90%のうち、70%はジャムに20%がオードヴィというお酒になり、
残りの10%だけが生食用です。
秋にフランスを訪れたら、ぜひ召し上がってみて。
2005年09月25日
Le tourin ル トゥリン にんにくスープ

『南西地方の伝統料理 Le tourin』
ウストー渓谷の入り口に位置する人気オーベルジュ
『des 2 riviers』は山男やトレッキングを楽しむ人たちで
いつも賑わっています。
オーナーのエリックはこの渓谷の魅力に惹かれ、
9年前にこのオーベルジュを購入。
食堂で提供する料理はアリエージュと南西地方の伝統料理。
定番メニュのひとつ『Le tourin』(にんにくスープ)。
疲れた体に優しい料理です。
このスープもアリエージュ県を初め、フランス南西地方の伝統料理。
以前紹介したロートレック村のスープにとても似ていますが、
さらにシンプル。
雪がつもり、寒い地域だから、山歩き、スキーを楽しむ人たちのように体力を使う旅人が多いこともあるせいか、ここのスープは塩分がやや強め。
だけど、このスープを飲むと体がとても暖まります。

材料はにんにく、ブイヨン、塩、胡椒、卵、オリーブオイル、ヴィネガー
これだけ。ほんとうにシンプルです。
2005年09月24日
Valee Ustou ウストウ渓谷 アリエージュ県

『美しい渓谷 ウストウ』
Ustou渓谷(ウストゥ)はトゥルーズから130キロ、
アリエージュ県にある、美しい渓谷です。
住民は19世紀初頭には3000人ほど住んでいたのですが、
現在306名ほど。羊のほうがはるかに多いのです。
現在は夏はカヌー、トレッキング、冬はスキーと様々なスポーツを楽しむ人の
人気のスポットのひとつ。
素朴で本当に美しい場所です。
ウストー渓谷は9月中旬になるとすでに朝晩は寒く、暖房が入ります。
渓谷には街灯はなく、夜は漆黒の暗闇。
夜空には手が届きそうなくらい近くに星が輝いています。
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2005年09月23日
La Salade aux Gesiers confits(砂肝のコンフィのサラダ)

『アリエージュ県の砂肝のコンフィのサラダ』
フランス、ミディ・ピレネ地方のもっとも南に位置するアリエージュ県。
山が多く、自然に恵まれ、美しい県です。
自転車競技で有名なツール・ド・フランスもこの地方の村を走るため、
競技の間は、観戦者でにぎわいます。
アリエージュ県では、伝統的な食材としては、チーズ、はちみつ、
山の猟でとれる鹿、猪や山鳥などで作られるサラミなどのシャルキュトリー類、
鴨、フォワグラ、羊、ヤギ、牛などの家畜類、くるみ、くるみ油、などが名産。
前菜で人気なのは、
La Salade aux Gesiers confitset aux Noix
(砂肝のコンフィサラダ)
この地域がフォワグラの生産が盛んなこともあり、砂肝も有効に利用されているわけです。
鴨の脂でゆっくりと煮込んで砂肝をコンフィを作りますが、
これが鴨のコンフィよりもさっぱりとしていて、砂肝の食感も残しつつ、
とても美味しい保存食で優雅な食材に変身します。
サラダの作り方もとても簡単。
たっぷりの野菜とくるみ、砂肝のコンフィの薄切り、クルトン、ヴィネガー、
くるみ油かひまわり油、またはオリーブオイルで和えるだけ。
ランチならばこの一皿とパンで十分。ディナーであれば前菜として、
軽めの赤ワインと合わせれば、美味しいスタートが切れるでしょう。
コンフィの作り方
砂肝のコンフィの作り方はとても簡単。
このみのハーブ類、たっぷりの塩で新鮮な砂肝をつけます。
その後、鴨の脂でじっくりと低温で1時間ほど加熱します。
面倒なときは市販でも販売していますから、それを使っても美味しいですよ。
2005年09月22日
Les Plus BeauxVillages de France 『Lautrec』

『美しい村ロートレックの丘から』
エアバスの本拠地Toulouseから車で1時間30分ほど走ると、
ロートレック村に到着する。
以前このブログでにんにくの名産地として紹介したけど、
もうひとつこの村を有名にしたのは、
『フランスで最も美しい村』に選ばれたこと。
この村はパステルという植物がとれ、中世の頃は染色の町として大変栄え、
非常に豊な町だった。
町の中心の丘の上には地下水が湧いていて、
小麦粉をひくための大きな風車がゆっくりと回り、
住民の生活を支えていたようです。

この村は本当に小さくて1時間もあればあっという間に
ひとまわりできるくらいだけど、どこをみてもかわいらしい村で、
毎年8月には名産にんにくの祭りとパンの祭りが盛大に開かれ、
世界中から村人の何十倍もの人がこの村を訪れます。
画家ロートレックで有名なアルビもすばらしく美しい町だけど、
日本のガイドブックにはなかなか紹介されない小さな村を
訪ねるのも楽しいもの。
Les Plus BeauxVillages de France 制度について
フランスには、「フランスの最も美しい村」という認定制度がある。
この制度は、1982年に
「フランスの最も美しい村協会(L'association Les Plus Beaux Villages de France)」
が組織されたことが始り。
協会は、小規模ながら歴史的な遺産に富み、
街並みが美しく、その景観保護に力を入れているコミューンに対して、
「フランスの最も美しい村」としての認定を行うもの。
認定を受けたコミューンは、旅行ガイドブックなどで紹介され、
観光を中心とした村おこしの大きな力になっています。
フランス国内でもこの制度の認知度はとても高く、
「フランスの最も美しい村」は、
旅先を決定する際の1つの判断材料になっています。
この認定にはいくつかの規定があり、
応募時の条件として
・「認定地域の住民数が概ね2000人以下であること」
・ 「認定地域内に歴史的、文化的に重要な遺跡が最低2つ存在していること」
・ 「コミューン議会において応募のための議決を得ていること」
の3つの条件必要。
これをもとに協会で検討されますが、なかなか認定は厳しく非常に狭き門となっています。
2004年1月現在、141のコミューンが「フランスの最も美しい村」として認定されています。
認定後は文化的・歴史的街並み保存とその啓蒙活動を続けることを当然求められ、
認定後、5年に1度、協会による再評価を受けることも義務付けられていて、
なかなか厳しいのですが、それだけ信頼性の高い認定と言えます。
2005年09月21日
雌羊のヨーグルト

『雌羊の乳のヨーグルト』が美味しい!
フランスは乳製品王国。
中でもヨーグルト、フレッシュチーズは子供から大人まで大好き。
最近、中でも人気なのが、ヤギの乳、羊の乳でできたフレッシュタイプ。
写真のものは雌羊がたくさん飼育されているバスク地方の名物。
雌羊の乳と聞くと、味が想像できないかもしれないけど、
牛の乳よりもさっぱりしていて、実は乳脂肪も少なく、
軽くて、美味しい。
薄い牛乳を柔らかめに寒天で固めた牛乳寒っていう感じ。
自然の乳の甘みがあって、朝は果物とあわせても
なんとも健康的。
日本ではジンギスカンが流行中。この次は雌羊の乳は
どうかなぁ・・。
2005年09月20日
ustou ウストゥ渓谷

フランスミディピレネー地方、アリエージュ県でスペインとの国境近くに
位置するウストー渓谷。
ここは山歩き、トレッキングには最高の場所です。
ウストゥの谷は美しい山に囲まれ、村の真ん中に川が流れ、
牛と羊とヤギが人間の人口よりも遥かに多い場所。
山歩き好きの人にとても人気のある村です。
このブログで何度か紹介しているチーズを作っているジュリアンの
siex村から20分ほど。
疲れをいやすにはおすすめの場所です。
パソコン環境は劣悪
パリのホテルはパソコン環境は劣悪。
というより、このところ、フランス国内のホテルに宿泊するたびに
手間がかかるのは、電話。
携帯電話の普及とともにホテルの部屋から電話をかける人が
少なくなったせいか、チェックインして部屋にはいっただけでは
電話が使えない場合がものすごく多い。というより、
今回の移動中は100%だった。
電話を使用したい場合はあらかじめチェックイン時にフロントに
回線を開いてもらわないと電話がつかえない。
まったく面倒になったものです。
インターネットも同様で、電話回線がフランスのホテルでは4つ星以下では
まだまだ一般的。
電話が使えないと、インターネットも使えない。
もっとひどい場合は、モデムが古く、回線そのものが
利用できないのだ。
フランスでも日本同様、最近は無線回線は普及してきているらしいが
まだまだ。
空港、大手チェーンホテル、国鉄の大きな駅では『WIFI』という
携帯電話の会社であるオレンジという会社が経営している
無線回線がある。
しかし、この回線もなかなか使えないところが多い。
まして、空港、国鉄の駅など、危険地帯でパソコンを開く
勇気はない。
これから秋にフランスに旅行される方、どうぞ、ネット環境には
楽観しないように。
ただし、あらかじめホテルに確認しても、パソコンに
詳しくないフロントの場合はまったくだめなことも
頭にいれておいてね。
2005年09月18日
ヒポクラス

イポクラスまたはヒポクラス HYPOCRAS
フランス南西に位置するミディ・ピレネー地方は大自然に恵まれた地方です。
ここは8つの県に分かれています。
料理、ワインもそれぞれの県でキャラクターが少しずつ異なり、
旅をする楽しみがあります。
その中のひとつ、アリエージュ県で非常によく飲まれているイポクラスという食前、
食後酒があります。
アリエージュ県では、料理のソースベースに非常によく使われ、
チョコレートなどのデザートにも相性がよいので、食後酒としても
よく飲まれます。
ヒポクラスは医学薬学
の父」といわれる古代ギリシャの医聖ヒポクラスが作ったと言われている非常に古い薬草酒です。
レシピは様々なものがありますが、大手の会社はどこもレシピは門外不出。
このワインの生みの親はヒポクラスは医学薬学
の父」といわれる古代ギリシャの医聖ヒポクラス。
非常に古い薬草酒です。
レシピは様々なものがありますが、大手の会社はどこもレシピは門外不出。
以前、タラスコンという町でこのヒポクラスを作っている醸造所を
訪ねたことがありましたが、かなりの部分は秘密。
試飲をして、おしまいというものでした。
アリエージュの家庭では、日本の梅酒と同様、
家庭で好みのヒポクラスを作る習慣があったようです。
レシピとしては、
上等の白ワインに、砂糖または蜂蜜、シナモンの樹皮、カルダモン、
チョウジ、しょうが、バラの花びら、白コショウの実などを混ぜ、
しばらく熟成させるのです。それから3、4度濾過器で漉すのです。
味は、養命酒に近い感じで、甘く、様々なスパイスが混ざり合った複雑な味わいで、
好き嫌いがあるかなぁ。
美味しい飲み方としては11度程度に冷やして飲むか、
寒いときは熱燗にしてもなかなか。
今回、Ustoというピレネーの谷間の村のオーベルジュでいただいた、
ヒポクラスにはオレンジが加えられていて、これがなかなか美味しかったなぁ。
日本にはまだこのお酒は輸入されていないようなので、
スパイスをあわせて、作ってみようかなぁ。
さて、このヒポクラス、
フランスではHの発音をせず、イポクラスと発音しています。
2005年09月15日
危険だけど、美味しい。

『いわしのプランチャ』
バルセロナは、ヤバイ町だが、料理は美味しくてやばい。
今年の春から夏にかけて、いわしの水揚げ高が極端に
悪く、3ヶ月の間、いわしをとってはいけない時期があった。
秋に入り、解禁され、レストランのメニュに戻ってきたようだ。
いわしを手開きし、オリーブオイルで焼いただけだが、
なんとも美味しい一品だ。
やっぱりバルセロナは危険!
ボルドーからピレネーの山を越え、
バルセロナにやってきた。
高速道路をおり、市内に入ったとたんに
バイクにつきまとわれ、タイヤをナイフで切られた。
日中、午後2時の出来事。それも人も車もたくさんいる
往来でだ。
タイヤがパンクしていると車の横で、注意をひき、
実は自分でタイヤをパンクさせ、車を停車させ、
修理を手伝うふりをして、財布や鞄を盗むという
やり方だ。
以前、バイク強盗に襲われた経験のある
バルセロナだから、ものすごく注意をしていて、
バイクがよってきてからもの、警戒をし、
『タイヤがパンクしているよ』といわれても、
ひたすら、市内を走り続け、宿泊先の
ホテルまで走り続けた。
ホテルについたら、やっぱり、タイヤがナイフでさされ、
見事にパンクしていた。
本当に油断できない町、バルセロナだ。
ホテルのレセプションにタイヤを交換したいので、
修理工場を聞いた時に、言われたことが、
『よくあること。』、警察に届けても意味がないと。
マドリッドをはじめ、バルセロナではこの手の強盗事件が
多発していて、軽微な犯罪とされ、まったく取り締まりされていないのだそうだ。
信じられない事実だ。
タイヤパンク事件も1本だけでなく、2本切られることもあり、
身動きできなきこともあるそうだから、1本で、逃げ切れただけ
幸運なのかもしれない。
今、バルセロナで多発しているのは銀行のカードのスキミングだそうだ。
観光客だけでなく、一般の住民でも被害が多発していて、
ひどいのは銀行の中でカードでおろしていて、
カードが出てこないと、銀行員を呼んでいる間のもの5分もしない間に
どういうトリックなのか、すべてお金がひきおろさせれているのだそうだ。
それにしても観光の国、スペイン。
こんなことで大丈夫なのだろうか?
2005年09月14日
メドック歩き

メドックマラソンの翌日は参加者のリハビリのために
8〜10キロ程度の長さで、
毎年、メドックの中のシャトー巡り歩きのツアーが開催されます。

前日のフルマラソンで疲れた体を癒しながら、シャトーを巡って、
美味しいワインをたっぷりと飲むのです。
歩きのメドックコースは参加者に全員配られるのがワインを試飲する
ために使うタストヴァン。
かなり大きく、一回に50ml以上入ります。
2005年は8キロコース。全部で5つのシャトーを巡り、
ワインを堪能してきました。
今年の参加者は約4000人とか。
ワインを飲むのに忙しく、ゴールを忘れてしまう強者も
いるそうです。
このコースの楽しいのは、ゆっくりと歩くので、参加している
様々な人と出会って、おしゃべりができ、情報交換ができること。
来年は、今から体調を整え、ワイン1年分を目指してがんばってみようかなぁ・・・。
2005年09月12日
『第21回メドックマラソン』

『第21回メドックマラソン』
フランスのボルドー地方で、開催された
第21回メドックマラソンに参加してきました。
この大会はメドックワインを広く知ってもらうことを目的に、
毎年9月の第2週の土曜日に開催され、今年で21回目を迎えるマラソン大会です。
ぶどう畑を走り、銘醸ワイナリーに給水所と休養所が設けられ、走者を応援します。
走る距離は42.195キロ。フルマラソン。今年の参加人数は8000人。
参加者は全員なんらかの仮装をして走ることが条件。
天使から悪魔、ピエロ、グループで同じ仮装で統一したり、
様々な工夫がなされ、遊び心一杯です。
沿道には近所のおばあちゃんが家から運んできた椅子に座り、
マラソン観戦。
しかし、距離はフルマラソン42.195キロ。
仮装しながら走るのは相当きつそう。
毎年優勝者にはワインと賞金が送られますが、
今年の優勝者は2時間24分。
オリンピック選手並みのスピード。
一方、仮装で思いっきり、楽しみにながら参加している走者は
6時間というリミットぎりぎりまでかけてゆっくり走ります。
今年は日本人の参加者もかなりいて、着物、法被、甚平など、
日本らしい仮装で、かなりの上位に入っていました。
村おこしから始ったこのマラソン。現在では世界中から参加希望者が集まり、
参加するのも大変な競争率。
ぶどう畑のワインマラソン。来年、みんなで走ってみませんか?
2005年09月10日
青山のトルコ料理レストラン『トプカプ』

『トルコ料理の前菜の盛り合わせ、メゼ』
トルコ料理は食べるのも作るのも大好きだ。
野菜好きには特におすすめ。
ピリッと辛いトマト味、チーズ、ほうれんそうのヨーグルト和え、
胡麻ペーストなど、どれをもってしもて美味しい。
暑い夏に疲れた秋にはトルコ料理は体に優しい。
青山のトプカプは東京都内の中でも老舗のトルコレストラン。
ご夫婦ふたりで店を切り盛りをしているので、
なんだかとても家庭的。
にぎやかなトルコレストランが多いなか、
しっとりとした大人のトルコレストランです。
2005年09月09日
青いトマトのピクルス

『くさぶえ農園の青いトマトピクルス』
無農薬・無化学肥料で農園経営をされている、
長野県佐久市の『くさぶえ農園』の林さんご夫婦が作られた
青いトマトのピクルス(漬け物といった方がよいかも)。
青いトマトのフライとか、ここ数年青いトマトを使う料理が
ブームだったけど、林さんのとこの青いトマトの漬け物は
なんだか、とっても美味しい。
食感はトマトなのだけど固めで、ちょっとかりっという感じ。
味はあまり酸っぱくなく、マスタードのぴりっという辛さかなぁ、
とっても爽やか。
ワインというより、ビールのつまみにぴったりかも。
作り方をうっかりお聞きしてこなかったのだけど、
企業秘密かなぁ・・・。
来年の夏、週末農民としては、トマト作りはとても苦労する
ので、若めのトマトで作れるものならば、試してみたい
逸品だ。
2005年09月08日
山塩

『山の中で塩がとれる』

『グリーンの箱の場所が源泉です』

『山塩』
長野県の大鹿村は世界でも珍しい、海水ではなく、
純粋な塩水が湧いている場所です。
周囲は高い山に囲まれ、まったく海とは
関係のない場所です。
ここにすむ人たちは、長い間、自家用に塩水を
大釜で沸かし、水分を飛ばすという作り方で
塩を作ってきました。
塩水がなぜこんな山奥で湧き出るのか、
完全には解明されていません。
にがりの成分がほとんどないこの地の塩は、
純粋で、すっきりとした塩味。
川魚、豆腐などとは相性が抜群です。
海の塩、岩塩、塩ブームの今、料理にあわせて塩
を使い分けると料理の味がいっそううまみが増します。
2005年09月07日
ザリガニ

『ザリガニ料理は高級料理!』
先日北海道のウチダザリガニを取り寄せし、
久しぶりに、古典的なザリガニ料理を作った。
ザリガニのすべてを使っての料理。
これはとても充実した味わいだ。
さて、真っ赤に変身したウチダザリガニはすでに
ご存じだろう。

『ウチダザリガニが元気な頃はこんな色です』
ウチダザリガニは北海道の阿寒湖で育てられている、
食用のザリガニです。
殻を含めるとかなり大きいのだけど、
実際に調理すると食べるところは極僅か。
本当に贅沢な料理だ。

『北海道からはおがくずと一緒に空を飛ぶ』
はるか、北海道から飛行機にのって、
やってきたウチダザリガニ。
エビとは全く異なる味わいなので、
サラダ、スープに最高。
大すきな食材だ。
2005年09月06日
四万十支流の天然谷鮎

『四万十川支流天然谷鮎』
四万十川の源流は、高知県高岡郡東津野村の「不入山」の、
の最上流域が四万十川の源流点。
最近、天然鮎も年々減少している。
四万十川で採れる鮎は川の上流、中流、下流では川の環境も大きく異なる。
水温にもかなり違いがある。釣れる鮎の味、形も違ってくる。
写真の鮎は四万十川支流で釣れた天然の谷鮎。

『四万十川にかかる岩間沈下橋』
写真は四万十川にかかる岩間沈下橋。
テレビコマーシャルなどにも良く使われる有名な
沈下橋です。
さてちんかばしは橋ですが、とても低く作られていて、
増水時には名前の通りに、水中に沈んでしまう。
この橋、増水時に流れてくる木などが橋を壊さないように、
初めから欄干がついていない。
四万十川には、この沈下橋が本流21本・支流26本がかかっていて、
四万十川の風物になっている。
しかし、最近は、新しい橋がつくられ沈下橋が撤去される中、
高知県では安全や維持管理に問題がない沈下橋は保存することになっているそうです。
沈下橋、欄干もなく細いけど車も通ります。
夜はちょっとスリリング。
2005年09月05日
『青い卵』アローカナは健康卵

『アローカナ卵(左)と一般的な赤玉(右)
『幸福の青い卵』を産む、アローカナという鶏を知っていますか?
16世紀にスペイン人が南米チリを侵略した時、
彼等が連れてきた小型地中海鶏とチリの先住民の飼育していた鶏の多くは
交配されたのですが、チリの北部アラウカ(Arauca)地方の先住民は、
スペイン人に対し非常な抵抗を示し、征服を免れたため、
この地域の鶏はスペイン人が持ち込んだヨーロッパ種の鶏と、
交配されることなく南米が起原の鶏の品種が守られました。
そのため、このアラウカ地方が原種の鶏で青い卵を産む鶏を、
アローカナと名付けられたと言われています。
このアローカナ、世界で唯一青い色の卵を産む鶏です。
羽の色はやや薄い茶色。
アローカナの卵は一般的な卵と比べるとひと回り程小さく、
殻は薄いブルーでとても固いのが特徴です。
普通の卵に比べ黄身の比率が多く、黄身はとても濃くのある味です。

『アローカナは黄身が大きい』
アローカナが注目されるようになったのは、
通常の卵と比較すると圧倒的にレシチンが多く、
コレステロール値も低いという栄養面から。
卵はコレステロール値が高いといわれますが、
アローカナはこのコレステロールを下げる力を
もっている栄養素が含まれています。
ただ、アローカナの原種は一般的な鶏と比べ、産卵能力が低く、
3割程度しか産まないとのこと。
このため、アローカナの卵はとても貴重なのです。
先日、長野県上田でこだわりの卵を育てている、
青山養鶏場の青山さんを久しぶりに訪問した折、
このアローカナ卵を食べさせてもらう機会に恵まれました。
割る時も殻が固くてびっくりしましたが、黄身の大きさ、
味の濃厚さにも驚きました。
アローカナとして販売されている卵を何度か、
食べたことはあったのですが、
青山さんのアローカナとは明らかに違うのです。
青山さんのアローカナは、他の鶏と同様、
様々な栄養価の高い餌に加え、黒米が加えられているのが
特徴です。
青山さんによると、アローカナは産卵能力が低いため、
最近は別の品種と交配させたアローカナが増えているそうです。
交配することで産卵能力を高めたアローカナも、
青い卵を産むのです。
交配していない純血種のアローカナは、栄養的にも味的にも
大きさなどもかなり異なります。
アローカナ、純血種で10個1000円は相当難しい値段です。
消費者も賢くならなければならないけれど、
生産者も正直であってほしいもの。
青山さん曰く
『鶏のインフルエンザ問題など、養鶏業者はとても厳しい時代。
だからこそ、消費者の健康を守ることが食に関わるものの使命』と。
すべての食品の生産者がこういう考えであって欲しいし、
消費者も正しい知識を身につけ、流行に流されることなく、
自分の食べる食に、グルメ的な面からだけでなく、
興味をもってほしい。
2005年09月04日
入山きゅうり

『六合村特産 入山きゅうり』
群馬県はきゅうりの生産量は日本一で、様々な品種の
きゅうりが各地で作られています。
群馬特産きゅうりの中で、今、お気に入りは
六合村入山地区で作られている『六合村
きゅうり(入山きゅうり)』。
六合村の特産品の特産品です。

『断面はこんな感じ』
一般的なきゅうりと比べると短かめだけど太く、実がずっしり。
太い分、種も多いのですが、水分が多く、瑞々しい味わいです。
食感は柔らかく、ソフト。
灰汁も青臭みも少ないので、きゅうりが苦手な人にもお薦めです。

『入山きゅうりはとっても瑞々しい』
一番お薦めの食べ方は皮を剥いて、手作り味噌、塩、
マヨネーズなどお好みでつけて、召し上がれ。本当に美味しい。
入山きゅうりですが、種を他の地域で育てても、残念ながら
入山きゅうりには育たないそうです。
六合村の水、空気の中でしか育たないから
村の人はとても大事にこのきゅうりを育てています。
入山きゅうり、食べてみたい方は、
六合村の道の駅『六合』、暮坂高原 花楽(からく)の里で
購入することが出来ます。
六合村活性化センター内で季節には、うどん定食に添えられて
いて食べることができます。
きゅうりのミニ情報
きゅうりの原産地はヒマラヤのあるネパールからインド西部と考えられています。
その後、きゅうりは中国に伝わり、品種改良が繰りかえされ、
苦味の少ない味に改良され、中国を経由して日本に入ってきたと言われています。
沢山作られるようになったのは江戸時代から明治時代にはいってから。
日本語のきゅうりの語源は、昔は黄色く熟してから食べていたらしく、
黄色い瓜(黄瓜)と呼ばれたことからが有力な説です。
最近のきゅうりは緑鮮やかで艶やかなものが多いけれど、
昔のきゅうりは表面が白くロウ状のもので覆われているものが主流でした。
これはきゅうりがそのものが、乾燥や雨などから身を守るため自然に生成する
成分で白く全体を覆う現象でブルームと呼ばれるものです。
しかし、このブルーム現象を農薬が沢山かかっているように
勘違いされることが多く、消費者に不人気だったため、
ブルームが出ないきゅうりを品種改良し、流通するようになりました。
キュウリの美味しさはしっかりとした固い身と薄くて、
かりっとした皮の食感ですが、ブルームレスのキュウリは皮が厚く、
身が柔らかく、香りも少なめと言われています。
入山きゅうりはブルームレスですが、品種の違いで、
身は軟らかめですが、旨味がたっぷり。
さて、きゅうりの品種は24種類近くあります。
きゅうりはハウス栽培のお陰で一年中で回っていますが、
本来の旬は夏。6月頃から残暑が残る9月頃までが美味しい旬。
この時期は露地ものが出回りますが、美味しさは抜群です。
2005年09月02日
えごま

『すりえごま』
六合村で出会った『えごまのすったもの』は、
最近とても注目されている『えごま油』と同じ
『えごまの種子』を炒り、すったものです。
六合村ではおもにうどんの薬味としてつかわれたり、
すりごまの変わりに和え物に使われています。
原産地は中国南部とインド地方で、六合村では淡褐色のものでしたが、
他に黒褐色、茶褐色、灰褐色など、色や早晩性で区別され、
約48種類確認あるそうです。
日本でも縄文時代前半から使われていて、
現在は主に長野、群馬や東北地方で栽培され、
料理にも良く使われています。
最近の健康ブームでえごまが注目される前は、
えごまの栽培はなかなか手間がかかることもあって、
国内の生産量は大変少なくなっていました。
六合村も同様で、多くの農家で栽培をしていたそうですが、
現在は大変少なくなり、最近のえごま人気であっという間に
地元産のえごまは売り切れてしまうそうです。
えごまは秋に収穫され、乾燥したあとに、
出荷されるのは冬。なかな手間がかかります。

『えごまの実です』
六合村の特産品売場でもえごまは販売されていますが、
残念ながら需要と供給があわないようで、中国からの輸入品でした。
地元のものは地元の人のものですものね。
ちなみにこのえごまの実を圧搾してつくられているのが
最近ダイエットに効果的ということで大人気の『えごま油』。
別名『しそ油』になります。
葉も人気の韓国料理のお店でよくお肉を包む時に出される、
しそに大変良く似ている葉が『えごまの葉』。
ふだんの料理にもいろいろ使える『えごま』、
見つけたら是非試してみてくださいね。
2005年09月01日
世立てのしだれ栗

『六合村の世立てのしだれ栗』
群馬県六合村の世立てのしだれ栗は、
白根山と浅間山が一望できる上世立の高台に1本だけ立っています。
樹齢250余年、このしだれ栗、栗とは思えない、
不思議な姿で長い歴史を刻んでいます。

『樹齢250年、幹は不思議な姿です』
東西5メートル、南北7メートルに広がり、
その枝は地面につかんばかりに悠然と垂れ下がっています。
このような珍しい姿がなぜ生じたのか、
現在も解明できていないそうです。
村びとは、このしだれ栗に山に住む神様たちが
山々を行き来する折、このしだれ栗の木陰で
宿泊したり休憩したりする神様の宿として、
信仰し、大切に保護されてきました。
8月の終わりに訪れた時には、すでに
しだれ栗には栗が実っていました。
普通の栗と比べるとだいぶ小さく、
いがぐりサイズで直径5cm程。
落ちていた実を拾ってみたところ、
実は山栗ほどで、2cm程。
どんな味なのかなぁってと興味が
あって、六合村の役場に問い合わせ
してみたところ、食べた事がないから
分からないというつれない返事。
群馬県指定の天然記念物の栗だから、
食べることはできないのかも。
残念!
それにしても、どんな味なのか、
知りたいなぁ・・・・。
県内で唯一だそうだ。
