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2005年09月18日
ヒポクラス

イポクラスまたはヒポクラス HYPOCRAS
フランス南西に位置するミディ・ピレネー地方は大自然に恵まれた地方です。
ここは8つの県に分かれています。
料理、ワインもそれぞれの県でキャラクターが少しずつ異なり、
旅をする楽しみがあります。
その中のひとつ、アリエージュ県で非常によく飲まれているイポクラスという食前、
食後酒があります。
アリエージュ県では、料理のソースベースに非常によく使われ、
チョコレートなどのデザートにも相性がよいので、食後酒としても
よく飲まれます。
ヒポクラスは医学薬学
の父」といわれる古代ギリシャの医聖ヒポクラスが作ったと言われている非常に古い薬草酒です。
レシピは様々なものがありますが、大手の会社はどこもレシピは門外不出。
このワインの生みの親はヒポクラスは医学薬学
の父」といわれる古代ギリシャの医聖ヒポクラス。
非常に古い薬草酒です。
レシピは様々なものがありますが、大手の会社はどこもレシピは門外不出。
以前、タラスコンという町でこのヒポクラスを作っている醸造所を
訪ねたことがありましたが、かなりの部分は秘密。
試飲をして、おしまいというものでした。
アリエージュの家庭では、日本の梅酒と同様、
家庭で好みのヒポクラスを作る習慣があったようです。
レシピとしては、
上等の白ワインに、砂糖または蜂蜜、シナモンの樹皮、カルダモン、
チョウジ、しょうが、バラの花びら、白コショウの実などを混ぜ、
しばらく熟成させるのです。それから3、4度濾過器で漉すのです。
味は、養命酒に近い感じで、甘く、様々なスパイスが混ざり合った複雑な味わいで、
好き嫌いがあるかなぁ。
美味しい飲み方としては11度程度に冷やして飲むか、
寒いときは熱燗にしてもなかなか。
今回、Ustoというピレネーの谷間の村のオーベルジュでいただいた、
ヒポクラスにはオレンジが加えられていて、これがなかなか美味しかったなぁ。
日本にはまだこのお酒は輸入されていないようなので、
スパイスをあわせて、作ってみようかなぁ。
さて、このヒポクラス、
フランスではHの発音をせず、イポクラスと発音しています。
投稿者 miya : 2005年09月18日 14:23
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