2005年10月02日
オート・ピレネーのフォワグラ

『ひたすら素朴なフォワグラテリーヌです』
Auberge de l'Arros のお昼は、かなり安くて美味しいこともあって、
観光バスの団体の人のお昼ご飯処、地元の人の誕生会などの
パーティにもよく使われています。
この店の周辺には、10世紀に作られたEscaladieu修道院や、
13世紀に建てられ、古い時代の戦闘道具が展示されている
Mauvezin城などがあり、
店の前の通りはそれほど太い国道ではありませんが、
ターブルを含めたオートピレネーのバス観光ツアーで人気のエリアです。
冬は、スキー場から少し離れていますが、安く料理も美味しいこともあって、
スキー客で賑わいます。

『Auberge de I'Arros』
今回でこの店を訪ねるのは3度目。
前回は地元のおじいさんの誕生日会、今回は2回ともピレネー観光の
フランス人団体と一緒になってしまい、ものすごくにぎやかでした。
ここの名物料理は地元のフォワグラ、秋のセップ茸(ポルチーニ)、
地元の生ハムやソーセージ。
実は、秋の味覚の王様セップ茸を楽しみに2日も続けてお昼をここにしたのですが、
今年はとてもセップの収穫が少ないそうで、地元の茸名人でも手に入るのはごくわずか。
残念ながら今回は食べることができませんでした。今年のセップはレベルのとても
低いものでも1キロ35ユーロ(約5000円)以上。
この地方もうひとつの名物、フォワグラも美味しそう。

一皿18ユーロ。
これはお昼ご飯のメニュが前菜、スープ、メイン料理、デザートまでで
12ユーロのこの店では前菜としてはかなり高いけれど、ここのフォワグラは
近所のフォワグラ農家から仕入れたフォワグラを自家製でテリーヌに仕上げた、
本当に家庭的なフォワグラです。
でてきたフォワグラは250gほどの固まりのフォワグラのテリーヌ。
高級レストランのように美しい仕上げでは決してありませんが、自
然で、素朴な仕上げで、味わいも余計なものは何もはいっていない、
塩、胡椒、そして少量のアルマニャックの味だけ。
口の中に入れると、ふわっととけて、本当に美味しいフォワグラでした。
せっかくなので、ガイヤックの甘口白ワインと合わせていただきました。
団体グループのうるささも気にならなくなってしまうほどの美味しさです。
フォワグラは、世界中の有名シェフが様々な料理方法で、
すばらしい料理に仕上げられるすばらしい食材です
。確かに有名シェフのフォワグラはすばらしく美味しいしエレガント。
しかし、生産地でいただく、昔なら我のフォワグラは、別物。
食材そのものの美味しさと飾らない素朴な味わいが魅力です。
少しだけ残念なのは、素朴なお店なので、フォワグラに欠かせない
ブリオッシュや田舎パン、最近人気のフルーツのコンフィが一緒だと
最高なのだけど...。
でもこれだけ美味しいフォワグラ、当分出会えないかもしれない。
投稿者 miya : 2005年10月02日 13:44
コメント
コメントしてください
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)