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2005年10月03日

猪のパテ

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『猪のパテ』

日本に限らず、フランスでもイタリアでも料理用語がもつ本来の意味が
時代の変化に合わせて、本来の意味とは異なることを表現するようになって
きているものがかなりある。たとえば『カルパッチョ』が良い例。
 本来は肉の薄く切ったものを意味していたが、
今では魚や果物でも薄く切って並べたものもカルパッチョと
メニュに書いている店が沢山ある。
でも、『これは間違いです』って言うのも、なんだか無粋。
しかし、他人が知らなくても自分だけは本当の意味を知っているのは、
何の不都合もない。
ということで、今回は最近気になっている料理用語のことをいくつか
まとめてみました。ご参考までに。

まずは『 Le PATE」
パテとは、本来、肉などの材料の香気、うま味、
汁が外に出てしまうのを防ぐために、パイ生地などで包んで焼いたものののこと。
これも、時代とともに、次第に中の肉だけでなく、
外の皮も味わうようになる、洗練されたパイ生地に変わってきた。
 生地で中身を包み込む場合、肉や魚をその形のまま包むものと、
すり身などにして包むものとがある。
『La Terrin』(テリーヌ)も、フランス料理のメニュはよく登場するけれど、
これは、本来は肉、魚、野菜などのパテを調理・保存するための土鍋や壷の入れ物のこと
本来は長方形の陶器(切り口が逆さの台形)のことだった。

次はLa riettes(リエット)。
 豚やガチョウの脂肪の多いひき肉を煮て、
壷にいれて冷ましたもののことを指しパンやカナッペにつけて食べるのが一般的。
 ということで、パテとリエットはちょっと判断しにくいところもある。
 写真のものは猪のパテ。猪の肉をいのししの脂で煮込んだもの。
 思いのほかさっぱりとしていて、美味しい惣菜のひとつです。

投稿者 miya : 2005年10月03日 23:55

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