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2005年10月08日
『メンパ』でご飯

『木曽漆のメンパは美しい』
『メンパ』ってご存知ですか?
実はこれ、昔ながらの弁当箱のこと。
鎌倉時代から江戸時代にかけて作られるようになった弁当箱のこと。
群馬、長野、静岡、三重県をはじめ様々な地方で作られ、使われていました。
『ワッパ』、『わっぱ』、『めんつう』など、地方で呼び名がことなるようです。
材質は桧や杉の薄板。
小判型に曲げて底をつけたもので、大小二つを作り、
組み合わせて蓋の部分と底部分にしたものです。
『メンパ』の由来はいろいろとあるようですが、
もともとメンパを使っていた人は山仕事をする男性が多かったこともあり、
『飯はメンパ(めいっぱい)と食べるけれど、仕事は半人前』という言葉から生まれたとも。
メンパの使い方は現代人のように本体にごはんとおかずをいれ、
大きい方を蓋として使っていたのではなく、
メンパの上下にそれぞれたっぷりとご飯を入れて、
2食分を持ち歩いたとも。
さらに食べ終わった後は重ねると小さくなることで、
山仕事の人には重宝がられたようです。

メンパにはじめて出会ったのは群馬県六合村。
ここでは地元の松の木を使用した白木のメンパが作られていて、
あわ入りの雑穀ご飯がたっぷりと入れられいました。とても素朴で、
水分が適度に抜けていてご飯も美味しく感じられました。
次に偶然出会ったのは長野の山塩館さん。
昼食のお膳をいただいた時に、木曽メンパに入って出てきました。
木曽メンパは漆が塗られた美しいもので、
桧に漆が塗られたもので、美しいものでした。
最近、このメンパ。かなり人気があるようで、
ネット上でも販売されているようです。
昔ながらの使い方でめいっぱいご飯を入れる人はすくないと思うけど、
プラスチックではなく、
日本ならではの自然の素材で作られた美しい器を使うと、
ご飯も数倍美味しく感じられます。
メンパにはご飯が傷みにくく、冬は冷たくなりにくいという特徴もあるそうなので、
秋のお出かけお弁当にはおすすめです。
投稿者 miya : 2005年10月08日 05:29
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