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2005年10月13日

ジビエが美味しい季節になりました。猪はいかが?

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『牡丹鍋は明治時代の人気鍋料理でした』

猪の肉はお好きですか?
 ピレネーで作られている猪のパテをブログで紹介したけど、
日本でも猪肉を食べる習慣は古くからありました。
 ただ、政治的、宗教的なことで、一時、
食卓から肉食が出来ない時代がありました。

しかし、その頃も『薬喰い』と言って隠れて食べていたようです。
 明治時代には肉食が解禁され、少しずつですが、
猪、牛肉が食べられるようになり、専門の店も開店しました。
 今も人気のすきやきの店、ぼたん鍋、馬肉の店も明治時代になると肉食は
大人気。どこの店も活況を呈していたようです。
 猪の肉は中でも江戸時代には『山鯨』と呼ばれ、
冬の間の栄養食として薬食として食べられていました。

猪肉は牛肉と比較するとヴィタミンB1に富み、カルシウムも2倍以上。
栄養がとても豊富で身体を温める効果もあります。
特に脂部分が甘味があり、脂っぽくなく旨味が凝縮しています。
猪は赤身の肉よりもバラ肉のほうがより美味しいと言われ、
人気があり高値です。
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 以前、猟師の方から聞いた話しでは皮と脂の間が特に美味しいそうです。
 明治、昭和の初期の頃には良く食べられていた猪も、
時代とともに飼育出来る牛肉、豚肉、とり肉の流通がになり、
値段も安いこともあり、猪は珍しい肉として食べられることが少なってしまったようです。
 ところが、ここ数年、山の環境が変わったのか、
猪が餌を求めて里におりて、作物を荒らしてしまうことが多くなり、被害が続出。
 そこで、都道府県によっては、猪を捕らえると助成金が出る県も出て
、今では迷惑な獣として扱われるようになってしまいました。
 でも、猪の肉って、本当に美味しいし、栄養もあるし、
様々な料理に使う事が出来るのです。ヨーロッパでは煮込み、
生ハム、サラミ、パテ、リエットなど様々な料理に使われ、
特に秋口から冬にかけては大人気の食材なのです。
 日本でも昔のように、猪の肉をもっと普通に焼肉や煮込み用に、
食べられるようになると嬉しいのですが...。
 猪肉ですが、トマト、ワイン、にんにく、ローズマリーなどととても相性が良く、
特に秋は脂が乗って美味しくなり、栗、茸などとも最高です。

フランスでは、猪の中でもMarcassin (マルカッサン*生後6ヵ月未満)と呼び、
肉の柔らかさで高級な食材です。
また、Sanglier(サングリエ*成長した猪)はサラミや煮込みに使われています。

ヨーロッパでも狂牛病が出た頃から、猪の肉や馬肉が注目されるようになり
消費も少しずつ伸びているようです。

猪の肉、見かけたら試してみてくださいね。
寒い冬は美味しく温まりますよ。
 

投稿者 miya : 2005年10月13日 13:08

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