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2005年10月12日
秋の茸の王様セップ茸(Roi des champignons sauvages)

フランス語でセップ(cepe),
イタリア語ではポルチーニ(porcini)、和名ヤマドリ茸は
秋の茸の王様です。
この茸は日本の松茸と同様、秋の食卓には欠かすことのできない
美味しい食材です。
イタリアでは写真のようにシンプルに焼き上げることが多いのですが、
貴重な茸なので、日本の椎茸同様乾燥させてたもの、オイル漬けなど、
様々な保存方法で保存食を作り、様々な料理に使われます。

『シンプルローストポルチーニ』
ピレネーのことを書いたブログにも一度登場したセップですが、
パリのレストランではセップ茸を贅沢にたっぷりと使った
素晴らしいスープに出会いました。
スープというよりはポルチーニクリーム。ポルチーニを炒め、
ブイヨンと生クリームで煮込んだものをピュレ状にしたものに、
上にはたっぷりとフレッシュポルチーニのスライスしたものを
添えてあります。これが素晴らしいひと皿で、感動的な味わい。
イタリアの家庭的なローストも美味しいけれでお、
手間をかけるとさらに素晴らしい味わいになるんだと、
久しぶりに感じさせてくれた逸品でした。

セップ茸は濃厚な香りと加熱すると傘の部分がねっとりとした
食感に変わり、複雑で刺激的で濃厚な味わいが広がります。
肉厚な茎は傘のねっとりとした食感と味わいと
まったく異なり、歯ごたえのあるエリンギに食感は似ていて
います。まさに茸の王様。
フレッシュなセップが出回る時期はごくごく短いので
レストランのメニュで見かけたら召し上がってね。
日本は茸王国なのですが、このセップ茸だけは自生
していないようです。
投稿者 miya : 2005年10月12日 23:54
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